日本帰国中に、「翻訳ストレッチ」ワークショップに参加してきました。金融翻訳者の鈴木 立哉さん(https://www.jtf.jp/east_seminar/list_e.do?fn=search&archive=2016)がワークショップの講師を務めてくださいました。
実は事前に下調べをしなかったので、「翻訳ストレッチ」が何なのか全く知らない状態で参加しました。この翻訳ストレッチは、講師の鈴木さんが毎朝欠かさず行っている短時間学習なのだそうです。

早速ストレッチ開始!
助詞に印を付けながら、声に出して文章を次々に読んでいく作業。
これが、身体全体を使うので、疲れる、疲れる!
ストレッチなのに、、、滝のように汗が流れ出てきました。
あーっと言う間に3時間が過ぎていきました。今日のワークショップでは、学びがたくさんありました。

ストレッチの内容まとめ:
1)英語の音読(日本語を思い浮かべず英語だけで読む)
2)日本語の音読(英語を思い浮かべず英語だけで読む)
3)英語と日本語を細かく比較して覚える練習
4)TOEIC のような穴埋めの問題 などなど

時間をかけずに、淡々と進めていきました。

英語と日本語の比較はよくやるのですが、覚えるくらいまで練習してなかったので、これからは覚えるくらいまでやってみようと思います。

鈴木さんの一言でぐさっと心に刺さったのが、「普段やっている翻訳の仕事だけでは、英語力も日本語力も落ちる」ということ。
子どもが産まれるまでは、自分の時間がたっぷりあったので、仕事以外にも時間をかけてお勉強していたのですが、子育てを理由にお勉強をサボリ気味になり、英語力も日本語力も下がってきていることをひしひしと身にしみて感じていたので、今回勉強会に参加できて、勉強(というか、ストレッチだから勉強にまでいかないかな?)開始のいいきっかけになりました。

また、好きな訳者さんの本を、英語と合わせて読む。今まであら探しが癖になっていたのですが、訳を信頼して覚えるという作業 も表現力の強化に役立つことがわかりました。

鈴木さんが紹介されていた、いしぐろかずおさんの「日の名残り」も早速、英語、日本語で購入してみました。早速読み始めたのですが、翻訳版の表現の豊かさに感動しています。

他の参加者さんの感想:
翻訳者のくらし